貯金しようと思い節約するものの、なぜかお金が増えない・・・そういう人は多いと思います。 貯金を始めるのに良いタイミングは「1月」「4月」と言われています。1月は年始め、4月は年度初めで、モチベーションが上がるのも一つの理由とされています。この記事では、お金が貯まる簡単なポイント・テクニックを紹介していきます。 お金を貯める5つのポイント 1.貯金したい金額を先に貯金してしまう 「残った分貯金する」という方は多いと思います。ただ、お金が手元にあったり、いつでも銀行口座から下ろせる状態であると「使いたいよ~」という衝動を知らない間に掻き立てられてしまいます。 そのため、「貯金したい金額を先に貯金する」という発想に変えてみることが大事です。貯金してしまえば、下ろしてまで追加でお金を使う、下ろす手間、などがかかり、自然とそれが積み重なり、貯金分には手をつけなくなります。 シンプルな発想の転換ですが、このような小さな切り替えでお金に対する感覚を変えていくことが大事です。 2.使う金額を決める 1週間(または一ヶ月など)でこれだけ使う、という金額を決め、その金額だけお財布に入れておきます。予め設定金額を作っておくことで、お金の管理をしやすくなります。 固定費(家賃・光熱費・保険にかかる費用)をきちんと把握しておくことは基本となります。 収入から固定費を引いたものが、自由に使えるお金ということになります。 クレジットカードを利用する方も多いと思いますが、クレジットカードの場合も1週間に使う金額を決め、こまめに利用金額をチェックし、その中でやりくりをすることを心がけましょう。 3.使う金額の管理 2で使う金額を1週間毎、一ヶ月毎などに決めた後は、管理に焦点を当てていきます。いくら・いつ・何にお金を使うかを手帳で管理していきましょう。 例えば、友人と外食をする日がある週は、他の曜日はお弁当を手作りする、など調整することが大事になります。 手帳を使ってスケジュール管理をすると、メリハリができ、残高の確認もしやすくなり、お金の使い方を見直すことが出来ます。 4.積立定期預金を利用する 積立定期預金 指定日に指定金額を普通預金口座から定期預金の口座に自動積立することです。 積立定期預金を利用すると、自動的に貯金ができるというわけです。開始時には「引き落とし指定日」「引き落とし金額」そして「預入期間」を設定することになります。 引き落とし指定日 必ず給与振込み日の翌日にしましょう。ポイントは翌日、ということ。 入金と引き落としのタイミングがかぶってしまわないように、設定は翌日にしておきましょう。 引き落とし金額 金額は個人で出来る範囲の設定をお勧めします。金額は個人の収入によるので、自分で貯金できる範囲を目標としましょう。 一般的にお勧めなのが月5,000円からのスタート。最終的に給料の10~15%を貯金することが出来るのが目標です。 預入期間 1ヶ月がお勧めです。 現在は超低金利で設定されており、1ヶ月でも10年でも金利は変わりません。満期が来ると自動的に更新されるので、別手続きは必要ありません。 5.クレジットカードを1ヶ月使わない クレジットカードは現金が無いときに非常に便利。ただ、目の前にお金が無いため、どうしても多めに使ってしまいがちです。支払いも後払いと、便利なようですが、ツケが後に回ってしまうと考えると「借金」と同じです。 「借金」と考えると、少し使い方を考え直しませんか?クレジットカードの利用額に月々によって変動が大きい場合や、使いすぎてしまう場合は1ヶ月だけで良いのでクレジットカードなしの生活をしてみましょう。 実際に目の前にあるお金を把握することで、お金の使い方や貯金の仕方への考えが変わってきます。 まとめ 貯金をすることは「我慢」や「節約」のみではなかなか長続きしません。初めは意気込んでいても、どうしても「面倒くさいな」という気持ちが出てきてしまうものです。 今回紹介した積立預金など、自動でお金が貯まるように設定しておくと着実に貯金が出来ていきます。 現在ではネットバンキングも充実しています。外に出てATM利用することなく、すぐにオンラインでお金を動かすことが出来ます。ネットバンキングも大いに利用しましょう。 合わせて読みたいページ 2018年度から変更となる「お金」に関する制度 初めての住宅ローン基礎知識